第四十一回:愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ2

9月9日(月)で28歳となりました。
東京オリンピックの時は、35歳です。
皆様、温かいメッセージとプレゼントを頂きまして、ありがとう御座いました。
日頃のセルフブランディングの賜物で、お酒をたくさん頂きました。

さて、今回のコラムですが、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ2」ということで、
第三十六回コラムの続編で御座います。
※コラムのネタが思いつかなかった故の苦肉の策では御座いません。

前回のコラムで横山光輝作品を文庫、単行本併せて、82巻分を読んでいることを報告させて頂きましたが、
まだまだ、相変わらず横浜光輝作品を制覇せんばかりに読み進めております。

下記、読了した作品です。
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「徳川家康」文庫本(全8巻)

「豊臣秀吉」文庫本(全7巻)

「織田信長」文庫本(全4巻)

「チンギスハーン」文庫本(全5巻)

「伊達正宗」単行本(全8巻)

「武田信玄」文庫本(全5巻)

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「チンギスハーン」だけが異色ですが、
前回の、「三国志」、「項羽と劉邦」、「水滸伝」、「殷周伝説」、「史記」といった中国の歴史中心から、
今回は、「織田信長」、「武田信玄」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」、「伊達正宗」など、日本の戦国時代中心に読みました。

まぁまぁ、時代が被っているので、全作で出てくる桶狭間の地形などには詳しくなったと思います笑。
この中でも、オススメは、ダントツで「徳川家康」です。

横山光輝の歴史作品を119巻分も読んでいますので、
いい加減その組織が(家、国家)「滅びていくのか」、「繁栄していくのか」という点に関する、
共通項が見つかるようになってきました。

その最たるポイントは、「跡継ぎ争いなど、権力闘争を起こさせない。」ということです。

これまで一向に統一できなかった中華を統一した、秦の始皇帝も、何故すぐ滅亡したのかというと、
始皇帝が生存中に、跡継ぎ及び、跡継ぎを補佐する体制を作らせ、緩やかな権限移譲が出来ていなかったからです。
死んだ途端、権力闘争です。

英雄が死ぬ前に権限移譲出来た家は存続し、出来なかった家は滅亡します。

徳川、伊達、毛利などが前者で、織田、武田、今川、豊臣などが後者です。

徳川家康は、1603年に征夷大将軍になり、1605年には、息子の秀忠に2代目を譲っています。
家康は1616年に死去するのですが、寿命の11年前には、秀忠体制を構築させたことになります。
ちなみに、秀忠も家康に習い、早期に、将軍職を家光に譲っております。

ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも、
社長や部長が変わったり、監督が変わったりした瞬間に、組織が崩壊することは良くあります。
全て当て嵌めるのは強引すぎるとは思いますが、ビジネスを行う上でも、心の中に留めておきたい事柄です。

以上。

追伸:社員から「漫画ばかり読んでいると思われますよ。」と指摘されました。
間違ってはいないですが、ちゃんとバランスよく、ビジネス書なども読んでおります。皆様、ご安心ください。

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