幼稚園・保育園営業時のトークスクリプト

幼稚園・保育園営業時の狙い

幼稚園・保育園は、家族経営の色が強く通常の企業の体をなしていないケースが多い。したがって、BtoBではなく、BtoCの営業対象である点を意識し、電話をかけていく必要がある。

相手がBtoCであるがゆえ、BtoC向けの戦術が有効的である。

「営業だと思わせない」「売り込みのオーラを消す」という点を意識し、「まずは玄関を突破できるようなトークを行うこと」がアポイント獲得上も有効であり、

かつ、訪問時に相手が心を開いて下さるかどうか、という点においても有効である。

受付時

こんにちは~。○○○○(株式会社)の、○○(名前)です。
いつもお世話になっております。

(元気良く、明るいトーンで)の件に関してのご連絡なのですが、(園長の苗字)先生はお見えでしょうか。

用件を聞かれたら:園長先生にご挨拶させていただきたくご連絡致しました。
※用件はできるだけ簡潔に伝える。

本人or本人秘書対応時

こんにちは~。○○○○(株式会社)の、○○(名前)です。

お忙しい中ありがとうございます!(元気良く、明るいトーンで)

私ども、○○○○(株式会社)と申しまして、幼稚園(保育園)様に対しまして、**のお手伝いを行っている会社でございます。※加えて、「**の賛助会員を行っております」「**のイベントで協賛をしております」など、園にとって印象に残るワードをお伝えすることができれば、アポ率の向上が期待できる。

お忙しい中恐れ入りますが、私どもは、**でお困りであろう園さまに対し、

**というサービスをご提供しておりまして。

**エリアの幼稚園様にも導入事例があり、非常にご満足いただけておりましたため、○○様にもご紹介できないかと考えておりまして。

※基本的に、周囲の園の取り組みが気になっている。

「保護者に満足されている」「他の園でうまくいっている」など、気になりそうな情報をお持ちする、というスタンスで関心を持っていただくようにする。

もちろんすぐに何かして頂きたいというご案内ではなかったのですが、**という商材がどういったものなのか、ご挨拶も兼ねてお知らせに上がりたいのですが、例えば、来週の○○曜日の○○時あたりなど、園にはいらっしゃいますでしょうか?

※いきなり営業では無く、「ご意見をいただきたい」「まずは知っていただきたい」など、関係を作りたいから訪問したい、という形で打診をしましょう。

B(ビジネス・企業)よりもC(カスタマー・個人)にマインドが近い方ほど、会ってさえしまえば、自然と営業のお話も聞いて頂けるため、アポイント打診の段階では、嫌われずにお時間を頂くこと、を最優先にしましょう。

また、相手の業務内容によっては、時間を指定されることに抵抗があるかたもいらっしゃいます。その際は、大体の時間を伝えて園にいらっしゃるかどうか、確認しましょう。なお、保育園は13時~15時のお昼寝の時間か、園児が後園した、15時~17時の時間帯が比較的お手すきです。

上記内容にて、ニーズが無さそうな企業様の場合

さようで御座いますか。
それでは、また何かございましたら、ご連絡をさせていただければと思います。
お忙しい中、ご対応頂きまして、ありがとうございました。それでは、失礼致します。

幼稚園・保育園編「アポ獲得のための極意3箇条」

1.営業に行くオーラをすべて消す。
2.園長先生が気になりそうなネタを用意し、情報提供に伺えることをお伝えする。
3.特定の時間を指定して抑えるのではなく、大体の時間決めで「訪問することを了承」してもらう。

■ 業種:幼稚園・保育園編
■ 商材:幼稚園・保育園の開拓

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