突然携帯にかかってくるお客様からの電話には出るな!!
大きな声で言えない、微妙な仕事術を紹介します。
正直、私のお客様には絶対に見せたくありません。
ただ、このコラムが少しでも面白く感じて頂けるように、リスクをとります。
記念すべき第一回の仕事術は、
『突然携帯にかかってくるお客様からの電話には出るな!!』
「は?」と思われるかもしれませんが、これは結構使えます。
私が関西支社を一人で立ち上げた際に、編み出した技です。
騙されたと思ってやってみて下さい。
きっと、お取引企業様数が増えるでしょう。
それでは、いったいどういうことか。ご説明いたしますね。
この仕事術を使わずに、突然携帯にかかってくるお客様からの
電話に出てしまうと、下記のようなことが起こります。
わたし:「はい。工藤です。」
お客様:「あ、工藤さん、○○の件なんですけどね~」
わたし:「えっと。○○って、○○でしたっけ?」
お客様:「違います。○○ですよ。」
わたし:「ああ、すみません。社内で確認してみます。」
お客様:「連絡待ってます。」
上記のように、
1. 情報が不足しているため、お客様に主導権を渡してしまう。
2. 情報が不足しているため、拘束時間が長くなる。
3. 今やっている仕事を中断せざるを得ない
と、有意義な会話にならないケースが多くなります。
一分一秒と無駄に出来ない、ベンチャー企業にとっては、非常に由々しき問題です。
そこで、当然携帯にかかってくるお客様からの電話を一旦スルーして、
留守電の確認or前後のやり取りの確認を行うとどうなるでしょう。
わたし:「すみません。電話出られなくて。」
お客様:「工藤さんいつも忙しそうですね~。」
わたし:「いえいえ、すみません。で、○○の件ですよね。メール見ました。」
お客様:「そうなんですよ。これ大丈夫ですかね。」
わたし:「全然大丈夫っすよ。」
上記のように、
1. 留守電、前後のメールのやりとりなどを確認することで、情報武装出来、主導権を保持できる。
2. 情報武装出来ているため、話が早く、トータルの電話時間を圧縮できる。
3. 今やっている仕事を、切りの良いところで止めることが出来る。
4. お客様が忙しい人(引っ張りだこの人)だと勝手に認識してくれる。
と、無駄のない、会話を行うことが出来ます。
また、営業において、④は非常に重要です。
「仕事は「忙しい」人に頼みましょう!」
「忙しい人に仕事が集まる」
などと言われるように、
営業マンにとって、自然に、「忙しさ」を演出するスキルは必須です。
冒頭に、私が関西支社を一人で立ち上げた際に、編み出した技です。
と、記載致しましたが、関西支社では営業社員は私一人だけの中、
一人で32社のお客様窓口を行っておりました。
是非、お試し下さいませ。
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